プロキシ設定の構成

FLY の使用にはネットワークアクセスが必要です。お使いのマシンがプロキシ経由でネットワークに接続する必要がある場合、プロキシ設定を構成してください。

既定では、FLY は Internet Explorer ブラウザーの LAN 設定で構成されたプロキシ設定を使用します。

*注意: プロキシ サーバーで Windows 認証を使用する場合、FLY サービスはローカル システムとしてログオンし、LAN 設定のプロキシ設定をバイパスします。この場合、FLY マネージャーおよびエージェント サービスのログイン ユーザーを、プロキシに接続できるローカル管理者に変更する必要があります。使用可能なアカウントを構成する方法については、以下の説明を参照してください。

1.  マシン上で サービス を開きます。

2.  FLY Agent Service を右クリックし、ドロップダウン リストから プロパティ をクリックします。

Graphical user interface, text

Description automatically generated

3.  ログオン タブで、アカウント を選択します。

4.  プロキシに接続するローカル管理者のユーザー名とパスワードを入力します。

5.  FLY Timer Service を右クリックし、ドロップダウン リストから プロパティ をクリックします。

6.  ログオン タブで、アカウント を選択します。

7.  プロキシに接続するローカル管理者のユーザー名とパスワードを入力します。

8.  [適用] をクリックします。

9.  上記のサービスを再起動します。

指定のプロキシ サーバーを構成することもできます。FLY でプロキシ設定を構成する方法については、以下の説明を参照してください。

1.  FLY にログインします。

2.  画面左側の 管理 をクリックし、全般設定 を選択します。全般設定 ページが表示されます。

3.  プロキシ タブをクリックします。

4.  HTTP プロキシを有効にする を選択して、エージェントのプロキシ設定を構成します。

5.  構成できるプロキシ設定は以下のとおりです。

•   プロキシ ホスト – プロキシ サーバーのホスト名または IP アドレスです。

•   プロキシ ポート – プロキシ サーバーへのアクセス時に使用するポートです。

•   ユーザー名 – プロキシ サーバーへのログイン時に使用するユーザー名です。

•   パスワード – プロキシ サーバーへのアクセス時に使用するパスワードです。

*注意: プロキシで匿名認証が許可されている場合、ユーザー名とパスワードの入力は必須ではありません。

6.  [適用] をクリックして設定を保存します。

特定の移行元および移行先環境に接続する際に、プロキシ設定で構成されたプロキシ サーバーをバイパスする場合、…\APElements\FLY\Manager\Contro\bin\TimerService.exe.config ファイルを開き、<add key="BypassProxyOnLocal" value="false"/> ノードの値を false から true に変更して、<add key="BypassList" value=" " /> ノードの値として、プロキシ サーバーを使用しないアドレスの IP アドレスまたはドメイン名を構成します。複数のアドレスを入力する場合、セミコロン (;) で区切ります。構成後、FLY Timer Service を再起動します。