データベース構成

移行データベースに詳細なジョブ データ、プラン情報、移行前レポートなどを保存することができます。

以下のエディションでは、Microsoft SQL サーバー データベースを使用して情報を保存することができます。

•   Microsoft SQL Server 2008 R2

•   Microsoft SQL Server 2012 RTM Enterprise

•   Microsoft SQL Server 2012 RTM Standard

•   Microsoft SQL Server 2012 SP1

•   Microsoft SQL Server 2014

•   Microsoft SQL Server 2016 Enterprise

•   Microsoft SQL Server 2017

•   Microsoft SQL Server 2019

データベース構成を作成する方法については、以下の説明を参照してください。

1.  FLY にログインします。

2.  画面左側の 移行設定 をクリックし、データベース構成 を選択します。

3.  [作成] をクリックすると、データベース構成の作成 ページが表示されます。

4.  以下の設定を構成します。

a.  移行データベースの データベース サーバーデータベース名 を入力します。

b.  認証 – 移行データベースの認証モードを選択します。

o   Windows 認証 – Windows を使用してユーザーの ID を確認します。

o   SQL 認証 – SQL Server を使用してユーザーの ID を確認します。アカウント および パスワード フィールドにユーザーのアカウントとパスワードを入力します。

FLY で移行データベースを作成する場合、作成時に使用するアカウントが、移行データベースの作成先となる SQL サーバーの db_creator サーバー ロールを持っている必要があります。また、新規作成 / 既存の移行データベースの db_owner データベース ロールを持っている必要もあります。

組織に SQL データベースに対する厳しい権限管理ポリシーがあり、Windows アカウント / SQL データベース アカウントに db_creator ロールの付与が不可能である場合、FLY は作成済みデータベースを使用することが可能であるため、db_creator ロールが必須ではなくなります。移行データベースへのアクセス用 db_owner データベース ロールのみを指定のアカウントに付与する必要があります。詳細については、以下の 作成済み移行データベースの構成 セクションを参照してください。

5.  [保存] をクリックして設定を保存します。

以下のデータベース構成管理アクションを実行することもできます。

•   編集 – 構成の隣にある 編集 (Edit button) ボタンをクリックします。構成の情報を編集し、[保存] をクリックして更新した構成情報を保存します。

•   表示 – 構成の隣にある データベース構成詳細の表示 (View button.) ボタンをクリックします。

•   個別削除 – 構成の隣にある 削除 (Delete button) ボタンをクリックすると、削除の確認メッセージが表示されます。[OK] を選択して構成を削除します。

•   一括削除 – 構成のチェック ボックスを選択し、[削除] をクリックすると、選択した構成がすべて削除されます。

作成済み移行データベースの構成

組織内に SQL データベースに対する厳しい権限管理ポリシーがあり、db_creator ロールを移行データベースの作成時に使用されるアカウントに付与できない場合、FLY は作成済みの移行データベースを使用できるため、db_creator ロールは必要ありません。

作成済み移行データベースの構成を設定する方法については、以下の説明を参照してください。

1.  SQL Server で移行データベースを作成します。

2.  データベースが正しい照合順序を使用しており、照合順序が Latin1_General_CI_AS_KS_WS であることを確認してください。

3.  既定では、データベースの 単純 復旧モデルが使用されています。SQL 管理ポリシーに基づいて、データベースの 完全 復旧モデルを使用することができます。

4.  データベース構成の設定時にデータベースへのアクセスに使用されるアカウントが、移行データベースの db_owner データベース ロールを持っている必要があります。