ファイル システム移行で、Excel ファイルまたは CSV ファイルを使用して、カスタム
メタデータを持っているコンテンツを移行することができます。
*注意: メタデータ
ファイルの構成時に使用できる言語は英語のみです。
構成ファイルの例
Full Path - メタデータをカスタマイズする移行元ファイルの UNC パスを入力します。
各列はアイテムのプロパティとして移行先 SharePoint に移行されます。使用情報の詳細については、以下の表および説明を参照してください。
タイプ |
Column_Name:=Type |
コンテンツ形式の例 |
1 行テキスト |
Column_name |
255 文字以内のランダムな文字 |
複数行テキスト |
Column_name :=Note |
ランダムな文字列 |
選択肢_チェックボックス (複数選択可能) |
Column_name :=CheckBoxChoice |
ランダムな文字列 |
選択肢_ドロップダウン メニュー |
Column_name :=DropDownChoice |
ランダムな文字列 |
Column_name :=RadioChoice |
ランダムな文字列 | |
数値 |
Column_name :=Number |
10 |
日付と時刻_日付のみ |
Column_name :=DateOnly |
02/06/2017 |
日付と時刻_日付 & 時刻 |
Column_name:=DateAndTime |
02/06/2017 5:34:27 AM |
はい / いいえ |
Column_name :=Boolean |
Yes |
ユーザーまたはグループ |
Column_name:=User |
Domain\User |
管理されたメタデータ |
Column_name:=Taxonomy(GroupName;TermSetName;AllowMultiValues;Separator) |
11;22;33 |
参照 |
Column_name:=Lookup(ListName;ColumnName;AllowMultiValues;Separator) |
以下のメモを参照 |
通貨 |
Column_name:=CurrencyNumber |
100 |
ハイパーリンクまたは画像 |
Column_name:=HyperLinkOrPicture |
http://www.apelements.com |
• 1 行テキスト – 255 文字以内のランダムな文字列を指定することができます。特定の列をカスタマイズする際、対応する列タイプの形式に従っていない場合は、メタデータ ファイルに追加された列の値は 1 行テキストの形式で SharePoint に移行されます。
• 複数行テキスト – ランダムな文字列を指定することができます。
• 選択肢_チェックボックス (複数選択可能) – 列のセルに複数の値を指定することができます。これらの値は選択肢として移行先 SharePoint に移行されます。形式は aaa;#bbb;#ccc です。
• 選択肢_ドロップダウンメニュー / 選択肢_ラジオ ボタン – 列のセルで指定した値を選択肢として移行します。形式は aaa です。
• 数値 – 列の値として任意の数値を指定することができます。
• 日付と時刻_日付のみ / 日付と時刻_日付 & 時刻 - 日付と時刻_日付 & 時刻 列および 日付と時刻_日付のみ 列の値は、SharePoint サーバーが使用しているタイム ゾーンに応じて、対応する時間に自動変換されます。
*注意: 日付と時刻の形式は、移行元エージェントの日付と時刻の形式に基づいて変更されます。列の値を移行元エージェントとは異なる形式で構成する場合、または移行元エージェントの形式が分からない場合、…Agent\data\Migrator\FileMigrator\FileSystemMigrationConfiguration.xml ファイルを開き、構成した列値の形式を <CustomizeMetadataDateFormat Value=" "/> ノードの値として定義します (例: MM/dd/yyyy HH:mm)。日付と時刻_日付のみ 列値のカスタマイズのみを実行する場合も、ここで時刻形式を構成する必要があります。
• はい / いいえ – この列に Yes/True または任意の文字を列の値として入力した場合、移行ジョブ完了後は、移行先 SharePoint のファイルおよびフォルダーの はい / いいえ 列の値が はい となります。列に No/False を入力するか、何も入力しない場合、移行先 SharePoint のファイルおよびフォルダーの はい / いいえ 列の値は いいえ となります。この列では大文字と小文字が区別されません。
• ユーザーまたはグループ – SharePoint 移行先へ移行する際に、ファイルおよびフォルダーに SharePoint ユーザー、SharePoint グループ、ドメイン グループを割り当てることができます。
*注意: 複数の値を入力する場合は、形式 Column_name:=User(true) で列の見出しを指定してください。その後、列のセルに複数の値を入力します。例: summer\user1;#summer\user2;#summer\user3
*注意: user name@domain.onmicrosoft.com の形式でユーザーの値を入力し、group name もしくは O365AD:group name の形式でグループの値を入力してください。
• 管理されたメタデータ – このフィールド タイプは、固定文字列を表す分類です。ここでは、4 件の値 (グループ名、用語名、複数の値を許可するかどうか、使用する区切り文字) を指定することができます。移行先に同じ名前の列を使用している別タイプの列が既に存在する場合、この列の割り当ては無効になります。移行先に同じ名前を使用している列が存在しない場合は、管理されたメタデータ 列が作成されます。この列に、a<b<c<d のような入れ子用語を入力することができます。複数の用語は設定した区切り文字で区切られていることを確認してください。
*注意: メタデータ ファイル内で Column_name:=Taxonomy(System;Keywords;True;;) として構成された SharePoint エンタープライズ キーワード 列では、入れ子用語を使用することはできません。
• 参照 – このフィールド タイプは、固有文字列を表す参照です。ここでは、4 件の値を指定することができます。1 番目の値は情報を取得するリスト・ライブラリの名前、2 番目の値は指定する列の名前です。リスト・ライブラリおよび指定する列の該当する値が存在している必要があります。また、2 番目の値では大文字と小文字が区別されます。3 番目の値は複数の値を許可するかどうかの設定、4 番目の値は使用する区切り文字になります。
• 通貨 – 100 のような数値または $100 のような通貨単位をともなう値を指定することができます。
• ハイパーリンクまたは画像 – 任意の URL または画像の完全 URL を指定することができます。
*注意: Full Path 列全体を削除すると、特定のファイルは移行先に移行されません。なお、以下の場合、メタデータは移行先に移行されません。
• 列の値が列のタイプと一致しない場合、列の値は移行先に移行されません。
• 移行先に同じ名前を使用している別タイプの列が存在する場合、列は作成されません。
• 全列に値が存在しない場合、この列は移行先に作成されません。
*注意: CSV ファイルを使用して構成した値にコンマまたは改行が含まれていないことを確認してください。