ユーザー マッピング

ユーザー マッピングでは、既存の移行元ユーザー / グループを、移行先のユーザー / グループまたは移行先の既定ユーザーに置き換えることができます。移行元のドメインを移行先のドメインにマッピングすることもできます。ユーザー、セキュリティ、ユーザー関連のメタデータはユーザーマッピング経由で移行されます。

マッピング ページで以下の設定を構成します。

1.  マッピングの名前を入力します。

2.  マッピングの説明を入力します。

3.  ドメイン マッピング セクションで、移行元ドメイン名および移行先ドメイン名を入力します。該当する移行ジョブの完了後、指定した移行元ドメイン名は指定の移行先ドメイン名に置き換えられます。

4.  ユーザー マッピング セクションに、ユーザーマッピング・グループ マッピングを構成する方法は 3 種類存在します。

•   提供されているフィールドに移行元および移行先ユーザー名 / グループ表示名を入力して、ユーザー マッピングまたはグループ マッピングを構成します。[追加] をクリックしてマッピングを追加します。ユーザー マッピングまたはグループ マッピングを構成する方法については、以下の表を参照してください。

タイプ

クラシック Windows ユーザー / グループ

ドメイン (NETBIOS)\ユーザー名 もしくはユーザー プリンシパル名 (UPN)

domain\user もしくは user@domain.com

Office 365 ユーザー

ユーザー プリンシパル名 (UPN) もしくはメール アドレス

user@domain.onmicrosoft.com

AD / SharePoint / セキュリティ グループ

グループ表示名

個人用グループ

 

•   移行元および移行先ドメイン内のユーザーを直接取得する場合は、[ユーザーの取得] をクリックします。取得設定 ページで、移行元ドメイン、移行先ドメイン、アカウント資格情報の設定を構成し、[取得] をクリックします。ローカル AD ユーザーを取得する場合は、アカウントがドメインの管理者であることを確認してください。Office 365 ユーザーを取得する場合は、アカウントが全体管理者であることを確認してください。ユーザーマッピング セクションで、すべての移行元および移行先ユーザーをマッピングすることができます。

•   マッピングを一括でインポートする場合、[エクスポート] をクリックしてサンプル ファイルをエクスポートします。ファイルの該当する列に移行元および移行先ユーザー / グループを構成し、ファイルを保存します。 をクリックすると、ユーザーおよびグループ構成の例を参照することができます。[インポート] をクリックしてファイルをアップロードします。

ユーザー マッピングまたはグループ マッピングを削除する場合は、該当するチェックボックスを選択して [削除] をクリックします。

5.  移行先の既定ユーザーを構成し、移行先に存在しないユーザーを移行先の既定ユーザーに置き換えることができます。

6.  [保存] をクリックしてこのマッピングの設定を保存します。

ユーザー マッピングで構成されていないユーザー / グループについては、ユーザー プリンシパル名、表示名、メールアドレスに基づいてユーザー / グループをマッピングすることが可能です。

*注意: メール アドレス プロパティは、Google ドライブ、Box、および Dropbox 移行ポリシーで使用できません。

*注意: ファイル システム移行ポリシーと Exchange 移行ポリシーはこの機能に対応していません。ファイル システム移行で、ユーザー / グループは既定でログイン名に基づいてマッピングされます。Exchange 移行で、ユーザー / グループは既定でメール アドレスに基づいてマッピングされます。

ユーザー マッピング セクションで、次の設定を構成することができます。

•   各プロパティのボタンのオン / オフを切り替えて、そのプロパティに基づいてユーザーをマッピングするかどうかを構成します。

•   ユーザーのマッピング時に使用するプロパティの順序を構成するには、プロパティの上矢印 (Up button) または下矢印 (Down button) ボタンをクリックします。