Exchange 権限
Exchange 移行の必要な権限については、以下のセクションを参照してください。
Exchange 移行でパブリック フォルダーを移行する場合、移行元ルート フォルダーと同一名を使用しているルート フォルダーが既に移行先に存在し、サービス アカウントまたはアプリ プロファイルで構成したアカウントが移行先ルート フォルダーに対する 所有者 アクセス許可レベルを持っていることを確認してください。
Exchange オンプレミス権限
接続の追加に使用したアカウントの必要なロールについては、以下の表を参照してください。
|
ロール |
次の場合に必要 |
理由 |
メモ |
|
Active Directory 権限 |
メールボックス権限の移行 (移行プランで メールボックス権限を移行する オプションを選択します) |
アカウントは組織内の Active Directory 権限を取得できます。 |
|
|
アプリケーション偽装 |
常に必須 |
アカウントは偽装を使用できます。接続で構成されたアカウントが複数のメールボックスにアクセスし、メールボックス所有者として動作することができます。 |
|
|
配布グループ |
配布グループの移行 (移行プランで 配布グループ は移行元オブジェクトとして選択されます) |
アカウントは組織内の配布グループを作成、変更、表示、削除すること、および配布グループ メンバーを追加または削除することができます。 |
|
|
Exchange サーバー |
接続に オプションの接続設定 が構成されません。 |
FLY は Exchange サーバーのバージョンを自動確認できます。 |
|
|
メール受信者の作成 |
グローバル連絡先の移行 (移行プランで 連絡先を移行する オプションが選択されます) |
FLY はグローバル連絡先を作成できます。 |
|
|
メール受信者 |
常に必須 |
FLY は組織内の既存メールボックス、メール ユーザー、メール連絡先を管理できます。 |
|
|
メールボックス検索 |
Exchange PowerShell または LDAP が機能しない場合、メールボックスをロードまたは自動マッピングします。 |
アカウントは組織内のメールボックスのコンテンツを検索できます。 |
移行元 Exchange が Exchange 2013 以上でない場合、またはこのロールを提供しない場合は、移行の実行際にのみマッピングを追加またはインポートできます。 |
Exchange Online 権限
サービス アカウント認証方法を使用する場合、接続の追加に使用したサービス アカウントの必要なロールについては、以下の表を参照してください。
|
ロール |
次の場合に必要 |
理由 |
メモ |
|
アプリケーション偽装 |
必須 |
アカウントは偽装を使用できます。接続で構成されたアカウントが複数のメールボックスにアクセスし、メールボックス所有者として動作することができます。 |
サービス アカウント認証が使用されている場合にのみ必要です。 |
|
配布グループ |
配布グループの移行 (移行プランで 配布グループ は移行元オブジェクトとして選択されます) |
アカウントは組織内の配布グループを作成、変更、表示、削除すること、および配布グループ メンバーを追加または削除することができます。 |
サービス アカウント認証が使用されている場合にのみ必要です。 |
|
メール受信者の作成 |
グローバル連絡先の移行 (移行プランで 連絡先を移行する オプションが選択されます) |
FLY はグローバル連絡先を作成できます。 |
サービス アカウント認証が使用されている場合にのみ必要です。 |
|
メール受信者 |
常に必須 |
FLY は組織内の既存メールボックス、メール ユーザー、メール連絡先を管理できます。 |
|
アプリ プロファイル認証方法を使用する場合、アプリ プロファイルで構成したアカウントは メールボックス検索 ロールおよび Exchange のライセンスを持っているかどうかを確認してください。
ホスト型 Exchange 権限
ホスト型 Exchange (Rackspace、GoDaddy、Intermedia などで操作.) を使用する場合、接続の オプションの接続設定 で Exchange バージョンおよびサーバー ホストを構成する必要があり、Exchange Web Service のみと連動する チェックボックスが選択されることを確認してください。
接続の追加に使用したアカウントの必要なロールについては、以下の表を参照してください。
|
ロール |
次の場合に必要 |
理由 |
メモ |
|
アプリケーション偽装 |
常に必須 |
アカウントは偽装を使用できます。接続で構成されたアカウントが複数のメールボックスにアクセスし、メールボックス所有者として動作することができます。 |
|
|
メール受信者 |
常に必須 |
FLY は組織内の既存メールボックス、メール ユーザー、メール連絡先を管理できます。 |
|
|
メールボックス検索 |
メールボックスのロードまたは自動マッピング |
アカウントは組織内のメールボックスのコンテンツを検索できます。 |
移行元 Exchange が Exchange 2013 以上でない場合、またはこのロールを提供しない場合は、移行の実行際にのみマッピングを追加またはインポートできます。 |
アカウントへの役割追加方法
アカウントに役割を追加する方法については、以下の説明を参照してください。
1. Exchange オンプレミスまたは Exchange Online の Exchange 管理センターへ移動します。
2. アクセス許可 配下の [管理者の役割] をクリックします。以下は、Exchange Online を例にしたスクリーンショットです。
3. 管理者の役割 の下で、 新規作成 (
) ボタンをクリックして新しい役割グループを追加します。
4. 役割 の下で、追加 () ボタンをクリックします。役割の選択 ウィンドウで、必要な役割をすべて選択して [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。
5. メンバー の下で、追加 () ボタンをクリックします。アカウントを検索して [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。
6. 新しい役割グループを保存します。
*注意: 追加した役割は、約 30 分後に反映されます。