Exchange 権限

Exchange オンプレミスの接続を追加する場合、アカウントが以下の役割 (ロール) を持っていることを確認してください。

·         アプリケーション偽装

·         Exchange サーバー

·         メール受信者

·         メール受信者の作成

·         配布グループ

·         メールボックス検索

·         Active Directory 権限

Exchange Online の接続を追加する場合、アカウントが以下の役割 (ロール) を持っていることを確認してください。

*注意: アカウントが Exchange 管理者または全体管理者である場合、以下の役割はアカウントに自動追加されます。

·         アプリケーション偽装

·         メール受信者

·         メール受信者の作成 (サービス アカウント認証が使用されている場合にのみ必要です)

·         配布グループ (サービス アカウント認証が使用されている場合にのみ必要です)

·         メールボックス検索 (アプリ プロファイル認証が使用されている場合にのみ必要です)

偽装を利用する場合は、アプリケーション偽装 役割が必要です。これにより、接続で構成されたアカウントが複数のメールボックスにアクセスし、メールボックス所有者として動作することができます。

Exchange 移行でパブリック フォルダーを移行する場合、移行元ルート フォルダーと同一名を使用しているルート フォルダーが既に移行先に存在し、アカウントが移行先ルート フォルダーに対する 所有者 アクセス許可レベルを持っていることを確認してください。

 

アカウントに役割を追加する方法については、以下の説明を参照してください。

1.     Exchange 管理センターに移動します。

2.     アクセス許可 配下の [管理者の役割] をクリックします。以下は、Exchange Online を例にしたスクリーンショットです。

3.     管理者の役割 の下で、 新規作成 (New) ボタンをクリックして新しい役割グループを追加します。

4.     役割 の下で、追加 (New) ボタンをクリックします。役割の選択 ウィンドウで、必要な役割をすべて選択して [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。

5.     メンバー の下で、追加 (New) ボタンをクリックします。アカウントを検索して [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。

6.     新しい役割グループを保存します。

*注意: 追加した役割は、約 30 分後に反映されます。