Fly Server は、移行元データの移行方法を定義するために、Slack 移行用の複数のカスタム機能を提供します。機能を使用するには、以下の情報を参照してください。
•ChannelMessagePageCount – 1 ウェーブで移行元チャネル メッセージの取得回数を定義します。既定の数値は 1000 です。移行中に予期しないエラーが発生しないように、この数値を変更しないことをお勧めします。
•DateTimeFormat – 移行された会話の移行先の時間形式を定義します。既定の時間形式が yyyy-MM-dd h:mm:ss tt です。
DateTimeFormat=" " 文字列を追加し、カスタム時間形式を文字列値として構成することで、移行先の時間形式をカスタマイズすることができます。例: DateTimeFormat=mm-dd-yyyy hh:mm:ss
表示の例 |
詳細 | |
MM/dd/yyyy |
05/29/2015 |
•d – 日付、1 から 31 まで •dd – 日付、01 から 31 まで •ddd – 曜日の略語 (例: 月) •dddd – 曜日の完全な名前 (例: 月曜日) •h – 12 時間制 (例:
1) •hh – 12時間制 (例:
01) •H – 24時間制 (例:
1) •HH – 24時間制 (例:
13) •m – 分 (例:
1) •mm – 分 (例:
01) •M – 月 (例:
1) •MM – 月 (例:
01) •MMM – 月の略語 (例:
12) •MMMM – 月の完全な名前 (例: 12 月) •s – 秒 (例:
1) •ss – 秒 (例:
01) •t – AM/PM の略語 (例:
A/P) •tt
–
AM/PM •y – 年 (例:15。2015 年を意味します。) •yy – 年 (例: 015。2015 年を意味します。) •yyy – 年 (例:
2015) •yyyy – 年 (例: 2015) |
dddd、dd MMMM yyyy |
金曜日、29 5 月 2015 | |
dddd、dd MMMM yyyy HH:mm |
金曜日、29 5 月 2015 05:50 | |
dddd, dd MMMM yyyy HH:mm tt |
金曜日、29 5 月 2015 05:50 | |
dddd, dd MMMM yyyy HH:mm:ss |
金曜日、29 5 月 2015 05:50 | |
MM/dd/yyyy HH:mm |
05/29/2015 05:50 | |
MM/dd/yyyy hh:mm tt |
05/29/2015 05:50 AM | |
MM/dd/yyyy H:mm |
05/29/2015 05:50 | |
MM/dd/yyyy h:mm tt |
05/29/2015 05:50 AM | |
MM/dd/yyyy HH:mm:ss |
05/29/2015 05:50:06 | |
MMMM dd |
5 月 29 | |
yyyy-MM-ddTHH:mm:ss |
2015-05-16T05:50:06 | |
HH:mm |
05:50 | |
hh:mm tt |
05:50 AM | |
H:mm |
05:50 | |
h:mm tt |
05:50 AM | |
HH:mm:ss |
05:50 AM | |
yyyy MMMM |
2015 5 月 |
•GroupRequestRetryCount – 移行における移行先チームを取得するための再試行回数を定義します。既定では、移行先チームを最初に取得できない場合、10 回再試行します。
既定の 10 回の取得回数が要求を満たさない場合、GroupRequestRetryCount=" " 文字列を追加し、カスタムの整数を文字列値として構成します。例: GroupRequestRetryCount=5
また、Fly Server は毎回、既定間隔に従って、移行先のチームを取得します。1 回目の間隔は 10 秒、2 回目の間隔は 20 秒、その後の各間隔は 10 秒ずつ増加します。取得間隔をカスタマイズするには、RetryIntervalTime=" " 文字列を追加し、カスタムの整数を文字列値として構成します。例: RetryIntervalTime=20。1 回目の間隔は 20 秒、2 回目の間隔は 40 秒、その後の各間隔は 20 秒ずつ増加することを意味します。
•HSMJobTimeoutMinutes – チャネル内のファイルの移行期間を定義します。既定では、ファイルの移行期間が 900 分を超過すると、そのファイルの移行は失敗します。既定の期間を変更しないことをお勧めします。
•MaxItemFailedCountToFailedJob – 移行ジョブで失敗したファイルの数を定義します。既定では、移行ジョブで 100 ファイルが失敗した場合、移行ジョブは失敗します。
MaxItemFailedCountToFailedJob=" " 文字列を追加し、目的の正の整数を文字列値として構成することで、数値をカスタマイズすることができます。例: MaxItemFailedCountToFailedJob=200
•MergeReplysInMessage – 移行におけるチャネル会話メッセージおよびその返信メッセージを 1 つのメッセージにマージするかどうかを定義します。既定では、Fly Server は移行元会話メッセージおよびその返信メッセージを個別のメッセージとして移行します。
スロットリングを軽減するために、MergeReplysInMessage=True 文字列を追加し、移行におけるそれらのメッセージを 1 つのメッセージにマージすることを選択できます。(詳細方法を使用してプライベート / 標準チャネルを標準チャネルに移行する場合、マージ機能は使用できません。Fly Server は移行元会話メッセージとその返信メッセージを個別のメッセージとして移行します。)
•MessageLengthLimitation – チャネル会話メッセージの文字数制限を定義します。既定では、メッセージの長さが 28,000 文字を超過すると、メッセージは HTML ファイルとして移行されます。
MessageLengthLimitation=" " 文字列を追加し、目的の正の整数を文字列値として構成することで、許可する文字数をカスタマイズすることができます。例: MessageLengthLimitation=3
•SlackChannelCreatorAsTeamOwner – 移行元のチャネル作成者を移行先のチーム所有者として移行するかどうかを定義します。既定では、移行元のチャネル作成者を移行先のチーム メンバーとして移行します。
移行元のチャネル作成者を移行先のチーム所有者として移行する場合、SlackChannelCreatorAsTeamOwner=True 文字列を追加します。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•SlackRequestRetryCount – 移行における移行元オブジェクトを取得するための再試行回数を定義します。既定では、移行元オブジェクトを最初に取得できない場合、5 回再試行します。
既定の 5 回の取得回数が要求を満たさない場合、SlackRequestRetryCount=" " 文字列を追加し、より大きい整数を文字列の値として構成します。例: SlackRequestRetryCount=10
また、Fly Server は毎回、30,000 ミリ秒の既定間隔に従って、移行元のオブジェクトを取得します。SlackRequestSleepInterval=" " 文字列を追加し、より大きい正の整数を文字列値として構成することで、取得間隔をカスタマイズすることができます。例: SlackRequestSleepInterval=20,000
•SlackFileHSMBatchCount – 移行元チャネル内のファイルのパッケージ サイズ上限を定義します (アイテム数で計算します)。既定のパッケージ サイズの上限 (250 件のファイル) は、変更しないことをお勧めします。
•SlackFileHSMBatchSize – 移行元チャネル内のファイルのパッケージ サイズ上限を定義します (アイテム サイズで計算します)。既定のパッケージ サイズの上限 (250 MB) は、変更しないことをお勧めします。
(移行ジョブは、SlackFileHSMBatchCount と SlackFileHSMBatchSize のどちらが先に使用するかに依存します。)
•PauseJobTime – 移行を中断する時間範囲を定義します。
PauseJobTime=" " 文字列を追加して、希望する時間範囲を値として入力することができます。時間は 24 時間表示です。例: PauseJobTime=9-17移行ジョブは毎日の午前 9 時から午後 17 時まで中断され、午後 17 時から翌日の午前 9 時まで実行されます。
•UsePlaceHolder – 移行元チャネル内のファイルに対し、どのアカウントをプレースホルダー アカウントとして使用し、どのアカウントが移行先の更新者 / 作成者メタデータとして表示するかを定義します。既定では、ユーザー マッピングが構成されていない場合、または移行先ユーザーが移行先に存在しない場合、移行元ユーザーの表示名が移行先で更新者 / 作成者メタデータとして表示されます。
UsePlaceHolder=False 文字列を追加することで、システム アカウント を移行先で更新者 / 作成者メタデータとして表示することを選択できます。