Fly Server は、SharePoint オンプレミス用の認証 Cookie 取得および SharePoint Online 用の認証トークン取得のための CAC 認証ツールを提供します。認証 Cookie またはトークンは SharePoint 接続の追加および移行ジョブの実行に使用されます。Cookie またはトークンの有効期限が切れた場合、ツールは Cookie またはトークンの更新をメールで通知します。
*注意: お使いのマシンがプロキシ経由でネットワークに接続する必要がある場合、Internet Explorer ブラウザーの LAN 設定でプロキシ設定を構成する必要があります。
一般的には、このツールは Fly Server マネージャー サーバーで提供されます。Fly Server マネージャー サーバーでツールを実行しない場合は、次のセクションを参照してください。
1. Fly Server マネージャー サーバーで証明書をエクスポートするには、以下の説明を参照してください。
a. サーバーで Microsoft 管理コンソール (MMC) を開きます。コンソール1 – [コンソール ルート] ウィンドウが表示されます。
b. リボン上で [ファイル] をクリックし、スナップインの追加と削除 を選択します。スナップインの追加と削除 ウィンドウが表示されます。
c. 左ペインで 証明書 を選択し、[追加] をクリックします。証明書スナップイン ウィンドウが表示されます。
d. コンピューター アカウント 選択をして、[次へ] をクリックします。
e. ローカル コンピューター: (このコンソールを実行しているコンピューター) を選択し、[完了] をクリックし、[OK] をクリックします。
f. 左ペインの 証明書 (ローカル コンピューター) > 個人 > 証明書 をダブルクリックし、中央ペインのマネージャー ホストと同じ 名前の証明書をクリックし、右ペインの証明書名配下の 他の操作 > すべてのタスク > エクスポート をクリックします。証明書のエクスポート ウィザード ウィンドウが表示されます。
g. [次へ] をクリックします。
h. 秘密キーのエクスポート ステップで、はい、秘密キーをエクスポートします オプションを選択して、[次へ] をクリックします。
i. エクスポート ファイルの形式 ステップで、すべての拡張プロパティをエクスポートする チェックボックスを選択して [次へ] をクリックします。
j. セキュリティ ステップで、証明書のパスワードを入力してパスワードを確認し、[次へ] をクリックします。
k. エクスポートするファイル ステップで、証明書ファイルの名前を入力します。[参照] をクリックして、証明書の保存場所を指定することもできます。
l. [次へ] をクリックします。証明書情報が表示されます。
m. [完了] をクリックします。証明書ファイルがエクスポートされます。
2. ツールを実行するカスタム サーバーに Fly Server マネージャー サーバーから ...\FLY\Manager ディレクトリのエクスポートされた証明書ファイルおよび Control フォルダーをコピーします。
3. ツールを実行するカスタム サーバーで証明書をインストールするには、以下の説明を参照してください。
a. 使用する証明書ファイルをダブルクリックします。証明書のインポート ウィザード ウィンドウが表示されます。
b. ローカル マシン を選択して、[次へ] をクリックします。
c. 現在のファイルが目的の証明書である場合は、[次へ] をクリックします。それ以外の場合は、[参照] をクリックして目的の証明書を検索します。
d. 証明書の秘密キーを保護するため、証明書の パスワード を入力します。
e. このキーをエクスポート可能にするキーのバックアップやトランスポートを可能にします。 を選択します。
f. [次へ] をクリックします。
g. 証明書ストア ステップでは、証明書の種類に基づいて、自動的に証明書ストアを選択する オプションを選択するか、証明書をすべて次のストアに配置する オプションを選択して、要件に応じて証明書ストアを指定します。証明書ストアが、ツールを実行するカスタム サーバー上にあることを確認してください。
4. [完了] をクリックして、証明書のインストールを完了します。
準備の完了後、以下のセクションを参考して、CAC 認証ツールを実行する前に必要な設定を構成し、CAC 認証ツールを実行して Cookie / トークンを更新してください。