•AddRelationshipsInNotes – 移行元 Google 連絡先のリレーションシップを移行先 Exchange 連絡先のノートとして移行するかどうかを定義します。既定では、移行元 Google 連絡先のリレーションシップを移行先 Exchange 連絡先のノートとして移行します。
移行元 Google 連絡先のリレーションシップを移行しない場合、AddRelationshipsInNotes=false 文字列を追加します。この機能を有効化するには、文字列の値を true に変更するか、機能文字列を削除します。
•CreateEventTimeout – Exchange でカレンダー アイテムを作成する際のタイムアウト期間を定義します。既定では、カレンダー アイテムが 60 分以内に作成できなかった場合、作成がタイムアウトしたとみなされます。
タイムアウト期間を更新する場合、CreateEventTimeout=" " 文字列を追加し、目的の期間を値として入力します。単位は 分 です。例: CreateEventTimeout=90
•DisableAutoAssignLicense – Microsoft 365 ライセンスを移行先ユーザーに自動的に割り当てるかどうかを定義します。既定では、Microsoft 365 ライセンスを移行先ユーザーに自動的に割り当てます。
Microsoft 365 ライセンスを移行先ユーザーに自動的に割り当てたくない場合、DisableAutoAssignLicense=true 文字列を追加します。すべての移行先ユーザーが Microsoft 365 ライセンスを持っていることを確認してください。Microsoft 365 ライセンスを持っていない移行先ユーザーが存在する場合、移行ジョブは失敗します。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•ExpandGroupMemberInOffice365Group – Google グループ (A) を移行先 Microsoft 365 グループに移行する場合、移行元 Google グループ (A) のメンバーである Google グループ (B) 内のメンバーを移行するかどうかを定義します。既定では、Google グループ (B) を移行しません。
ExpandGroupMemberInOffice365Group=true 文字列を追加すると、Google グループ (B) 内のメンバーを移行できますが、Google グループ (B) を移行できません。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•FilterOutEventAttachmentSizeOver – 移行で移行できるイベント添付ファイルのサイズしきい値を定義します。既定では、すべてのイベントとイベントの添付ファイルは移行されます。
移行で一部のイベントの添付ファイルをフィルターする場合は、FilterOutEventAttachmentSizeOver=" " 文字列を追加して、正の整数をサイズしきい値として入力します。単位は MB です。例: FilterOutEventAttachmentSizeOver=100次に、Fly Server は移行で各イベントのすべてタイプの添付ファイルを確認します。すべての添付ファイルの合計サイズがしきい値を超過する場合は、Fly Server はイベントの添付ファイルを移行せずに、イベントのみを移行します。
•folderMappings – 移行元フォルダーが以下のいずれかの状況に該当する場合のマッピングを定義します。
o Gmail システム フォルダーのサブフォルダーを移行する際に、移行元 Gmail メールボックスの言語が英語、中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、アラビア語、スペイン語、ポルトガル語ではない場合、Fly Server はサブフォルダーが存在する移行元のシステム フォルダーを認識できず、またサブフォルダーの移行先になるシステム フォルダーも認識できないため、サブフォルダーを移行することはできません。
サブフォルダーを移行する場合、folderMappings=<Source Chats Name=Chats><Source Drafts Name=Drafts><Source Important Name=Important><Source Sent Name=Sent><Source Spam Name=Spam><Source Starred Name=Starred><Source Scheduled Name=Scheduled><Source Trash Name=Trash> 文字列を追加し、移行元フォルダー名を値として対応する言語で入力します。例: folderMappings=<채팅보관함=Chats><임시보관함=Drafts><중요편지함=Important><보내편지함=Sent><스팸함=Spam><별표편지함=Starred><예약됨=Scheduled><휴지통=Trash>
o フォルダーは、フォルダー名に "/" が含まれるカスタム トップレベル フォルダーである場合、Fly Server がそのフォルダーがサブフォルダーであるかまたはトップレベル フォルダーであるかを認識できないため、カスタム トップレベル フォルダーを移行できません。
カスタム トップレベル フォルダーを移行する場合、folderMappings=<Partial name of source folder=Destination folder name> 文字列を追加します。
フォルダーのマッピング詳細レポートをダウンロードします。失敗したフォルダー名は、ダウンロードしたレポートの コメント 列で報告されます。コメントでレポートされた移行元フォルダー名を移行元の値として入力し、移行先フォルダー名として同じ値を入力します。例えば、移行元の失敗したカスタム トップレベル フォルダー名が [Gmail]/CustomA/testA で、コメントでレポートされたフォルダー名が CustomA である場合、folderMappings=<CustomA:CustomA> と入力します。
構成した移行先フォルダーが存在しない場合、Fly Server は移行先にフォルダーを作成します。
複数のカスタム トップレベル フォルダーをマッピングするには、folderMappings=<Partial name of source folder 1=Destination folder name 1><Partial name of source folder 2=Destination folder name 2> 形式の機能文字列を追加します。例: folderMappings=<CustomA=CustomA><CustomB=CustomB>
•IsCheckLabelChange – 移行ポリシーで ラベルをカテゴリとして移行する オプションを選択した場合、増分移行ジョブで移行元で更新された移行先アイテム ラベルを管理するかどうかを定義します。既定では、移行元で更新された移行先アイテム ラベルは、増分移行ジョブでは更新されません。
アイテム ラベルに対する更新を移行する場合、IsCheckLabelChange=true 文字列を追加します。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•MessageDownloadTimeout – Google からデータをダウンロードする際のタイムアウト期間を定義します。既定では、データを 5 分以内にダウンロードできなかった場合、ダウンロードがタイムアウトしたとみなされます。
タイムアウト期間を更新する場合、MessageDownloadTimeout=" " 文字列を追加し、目的の期間を値として入力します。単位は 分 です。例: MessageDownloadTimeout=10
•MigrateCalendarDateTime – 移行するカレンダー アイテムをフィルターします。終了日時が機能文字列の構成日時より後であるカレンダー アイテムを移行します。既定では、すべての移行元のカレンダー アイテムを移行します。
移行するカレンダー アイテムをフィルターする場合、MigrateCalendarDateTime=" " 文字列を追加し、yyyy-mm-dd hh:mm:ss (2022-07-08 18:15:20) の形式で目的の日時を値として入力します。例: MigrateCalendarDateTime=2022-07-08 18:15:20
*注意: 定期的なカレンダー アイテム内のいずれかのアイテムの終了日時が構成した日時より後である場合、その定期的なカレンダー アイテムのすべてのアイテムが移行されます。
*注意: このカスタム機能が構成されると、削除を同期する 機能は使用できなくなります。
•MigrateFullCalendar – 移行元の 他のカレンダー を移行するかどうかを定義します。既定では、移行元の 他のカレンダー 内のカレンダー を移行しません。
これらのカレンダーを移行する場合、MigrateFullCalendar=true 文字列を追加します。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•MigrateImportant – 移行ジョブで 重要 フォルダーを移行するかどうかを定義します。既定では、重要 フォルダーを移行しません。
重要 フォルダーを移行する場合、MigrateImportant=true 文字列を追加します。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•MigratePrimaryCalendarOnly – マイ カレンダー フォルダー内の既定カレンダー フォルダーのみを移行するかどう化を定義します。既定では、Fly Server は マイ カレンダー フォルダー内のすべてのカレンダー フォルダーを移行します。
既定カレンダー フォルダーのみを移行する場合、MigrateImportant=true 文字列を追加することができます。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•PauseJobTime – 移行を中断する時間範囲を定義します。
PauseJobTime=" " 文字列を追加して、希望する時間範囲を値として入力することができます。時間は 24 時間表示です。例: PauseJobTime=9-17移行ジョブは毎日の午前 9 時から午後 17 時まで中断され、午後 17 時から翌日の午前 9 時まで実行されます。
•RestoreAttendeeResponseTypeToBody – 移行元カレンダー アイテムの出席者の応答状態を移行先カレンダー アイテムの本文に移行するかどうかを定義します。既定では、移行元カレンダー アイテムの出席者の応答状態を移行しません。
出席者の応答状態を移行する場合、RestoreAttendeeResponseTypeToBody=true 文字列を追加します。この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します。
•timeZoneMappings – Exchange でサポートされていない移行元タイム ゾーンのマッピングを定義します。移行元のタイム ゾーンが Exchange でサポートされていない場合、移行元のカレンダー アイテムの移行は失敗します。
移行元アイテムを移行する場合、timeZoneMappings=<Source Time Zone ID=Destination Time Zone ID> 文字列を追加し、移行元および移行先のタイム ゾーン ID を値として入力します。例: timeZoneMappings=<Antarctica/Troll=Taipei Standard Time>
複数の移行元タイム ゾーンをマッピングするには、timeZoneMappings=<Source Time Zone ID 1=Destination Time Zone ID 1><Source Time Zone ID 2=Destination Time Zone ID 2> 形式で機能文字列を追加します。例: timeZoneMappings=<America/Grand_Turk=Eastern Standard Time><America/Santiago=SA Western Standard Time>
移行元で対応しないタイム ゾーン ID は、ジョブ レポートの失敗したカレンダー アイテムのコメントで確認できます。マッピングできる移行先タイム ゾーン ID の詳細については、タイム ゾーン のタイム ゾーン 列を参照してください。
•WaitingAssignedLicenseSyncTimeout – 移行先ユーザーにライセンスを割り当てた後にメールボックスを作成するまでの待機時間を定義します。既定では、移行先ユーザーのメールボックスが 30 分以内に作成されなかった場合、メールボックスの移行は失敗します。
待機時間を更新する場合、WaitingAssignedLicenseSyncTimeout=" " 文字列を追加し、目的の時間を値として入力します。単位は 分 です。例: WaitingAssignedLicenseSyncTimeout=50