Fly Server エージェントのマッピングの処理方法

パフォーマンス設定を構成する前に、Fly Server エージェントのマッピングの処理方法については、以下の説明を参照してください。

2 つのプランがあると仮定します (プラン A と プラン B)。各プランには 5 つのマッピングがあります: A1、A2、A3、A4、A5; B1、B2、B3、B4、B5これらのプランには 2 つのエージェントを共有しており、各エージェントは同時に 3 つのマッピングを実行できます。

•    SharePoint、OneDrive、Exchange、Microsoft 365 グループ、Microsoft Teams、Microsoft Teams チャット、Slack、Slack ダイレクト メッセージ、PST ファイル、IMAP/POP3、Gmail、Google ドライブ、ファイル システム、Box、Dropbox 移行のプランを実行する場合、エージェント 1 とエージェント 2 は同時に A1、A2、A3、A4、A5、B1 を実行して、次に B2、B3、B4、B5 を実行します。

プランをプラン グループに追加する場合:

o  プランを並行して実行する – エージェント 1 とエージェント 2 は同時に A1、A2、A3、A4、A5、B1 を実行して、次に B2、B3、B4、B5 を実行します。

o  プランを順番で実行する – エージェント 1 とエージェント 2 は同時に A1、A2、A3、A4、A5 を実行します。プラン A の完了後、B1、B2、B3、B4、B5 を実行します。

•    Exchange パブリック フォルダー移行のプランを実行する場合、エージェント 1 とエージェント 2 は同時に A1、A2、B1、B2 を実行し、次に A3、A4、B3、B4 を実行して、最後に A5、B5 を実行します。 

プランをプラン グループに追加する場合:

o  プランを並行して実行する – エージェント 1 とエージェント 2 は同時に A1、A2、B1、B2 を実行し、次に A3、A4、B3、B4 を実行して、最後に A5、B5 を実行します。

o  プランを順番で実行する – エージェント 1 とエージェント 2 は同時に A1、A2 を実行し、次に A3、A4、その後 A5 を実行します。プラン A の完了後、B1、B2、B3 を実行して、最後に A5、B5 を実行します。

パフォーマンス設定の構成

パフォーマンス設定を構成する方法については、以下の説明を参照してください。

1.   Fly Server にログインします。

2.   画面左側の 管理 をクリックし、全般設定 を選択して、全般設定 ページを表示します。

3.   パフォーマンス タブをクリックします。

4.   指定のパフォーマンス レベル オプションを選択します。

各タイプの移行で 1 回につき処理できる移行マッピング数については、以下の表を参照してください。

移行タイプ	標準レベルのマッピング数	高レベルのマッピング数	最高レベルのマッピング数
SharePoint	3	5	7
OneDrive	3	5	7
Exchange	3	5	7
Exchange パブリック フォルダー	3	5	7
Microsoft 365 グループ	3	5	7
Microsoft Teams	3	5	7
Microsoft Teams チャット	3	5	7
Slack	1	3	5
Slack ダイレクト メッセージ	3	5	7
PST ファイル	3	5	7
IMAP または POP3	1	3	5
Gmail	1	3	5
Google ドライブ	1	3	5
Google チャット	3	5	7
ファイル システム	3	5	7
Box	1	3	5
Dropbox	1	3	5

 

エージェント マシンの CPU コア数が 4 以上で、物理メモリが 8 GB 以上である場合、最高 パフォーマンス レベルを選択することを推奨します。

5.   [適用] をクリックして設定を保存します。