データ ソースに接続するには、Fly Server はサービス アカウント プロファイル・委任アプリ プロファイル・アプリケーション アプリ プロファイルの認証方法に対応します。必要に応じて、適切な認証方法を選択します。
•移行元ファイル システムに接続してデータを移行するには、サービス アカウントは唯一の認証方法です。
•移行先 SharePoint オンプレミス・SharePoint Online・OneDrive に接続してデータを移行するには、サービス アカウント・委任アプリ プロファイル・アプリケーション アプリ プロファイルを使用して認証できます。
o サービス アカウント – 従来の認証方法であり、アカウントとパスワードを使用します。移行先が SharePoint Online または OneDrive である場合、サービス アカウントの多要素認証 (MFA) を有効化することはできません。
o 委任アプリ プロファイル (SharePoint Online および OneDrive に利用可能) – 先進認証であり、MFA が有効になっているアカウントをサポートします。委任されたアクセス シナリオでは、サインイン ユーザーの代わりに委任されたアクセス許可が使用されます。ただし、サインイン ユーザーがアクセスできないものに対して、委任されたアクセス許可でもアクセスできません。
o アプリケーション アプリ プロファイル (SharePoint Online および OneDrive に利用可能) – アプリケーション権限を持つアプリ トークンを使用します。アプリケーションは、権限が付与されたデータにアクセスできます。
よりスムーズな移行プロセスのため、1 つの方法のみを使用するか、サービス カウントまたは委任アプリ プロファイルとアプリケーション アプリ プロファイルを組み合わせて使用するかを選択することができます。
認証方法の決定後、ファイル システム移行の必須権限 で サービス アカウントの作成・委任アプリ プロファイルの作成・アプリケーション アプリ プロファイルの作成 を実行します。