Fly Server は移行元リソース メールボックスの自動処理設定を移行するスクリプトを提供します。スクリプトは、Fly Server エージェント サーバー上の ...\FLY\Agent\bin ディレクトリの ExchangePowershell フォルダーに保存されています。
自動処理設定を移行するには、以下の説明を参照してください。
1. 以下のスクリーンショットのような ResourceMailboxMapping.csv ファイルを準備します。自動処理設定をスキャンするリソース メールボックスを構成し、ファイルを ExchangePowershell フォルダーに保存します。
2. Windows PowerShell を使用して移行元 Exchange 環境に接続します。
•Exchange オンプレミスに接続するには、https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/exchange/connect-to-exchange-servers-using-remote-powershell?view=exchange-ps を参照してください。
•Exchange Online に接続するには、https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/exchange/connect-to-exchange-online-powershell?view=exchange-ps を参照してください。
3. Windows PowerShell で GetMailboxProcessSetting.ps1 スクリプトを実行し、移行元メールボックスの自動処理設定をスキャンします。
4. 実行後、スクリプトと同じディレクトリに GetProcessSetting_(TimeStamp).csv ファイルが生成されます。このファイルでスキャンされた移行元メールボックスの自動処理設定の詳細を表示することができます。
5. 手順 1 で準備した ResourceMailboxMapping.csv ファイルで以下のスクリーンショットのような移行先リソース メールボックスが構成されていることを確認してください。
6. 以下のスクリーンショットのような UserMapping.csv ファイルを準備します。ステップ 4 で生成された GetProcessSetting_(TimeStamp).csv ファイルでレポートされた移行元予約の委任されたユーザー / グループのユーザー マッピングを構成し、ファイルを ExchangePowershell フォルダーに保存します。
7. Windows PowerShell を使用して移行先 Exchange 環境に接続します。
•Exchange オンプレミスに接続するには、https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/exchange/connect-to-exchange-servers-using-remote-powershell?view=exchange-ps を参照してください。
•Exchange Online に接続するには、https://docs.microsoft.com/ja-jp/powershell/exchange/connect-to-exchange-online-powershell?view=exchange-ps を参照してください。
8. Windows PowerShell で SetMailboxProcessSetting.ps1 スクリプトを実行し、移行元メールボックスの自動処理設定を移行します。
手順 4 で生成されたレポートの名前を入力して、キーボードの Enter を押します。
9. 実行後、スクリプトと同じディレクトリに SetProcessSetting_(TimeStamp).csv ファイルが生成されます。このファイルで移行の詳細を表示することができます。