Slack ダイレクト メッセージ移行

Fly Server は、移行元データの移行方法を定義するために、Slack ダイレクト メッセージ移行用の複数のカスタム機能を提供します。機能を使用するには、以下の情報を参照してください。

    CreateNewChatIfServiceAccountHasLeft サービス アカウントがチャットから削除された場合、次の移行ジョブで移行先チャットに移行先サービス アカウントを追加するかどうかを定義します。

既定では、移行ジョブ後にサービス アカウントが移行先のチャットから削除され、移行先の接続にアプリ プロファイルがある場合、Fly Server は次の移行ジョブでそれらのチャットにサービス アカウントを自動的に追加します。これらのチャットにサービス アカウントを追加したくない場合は、CreateNewChatIfServiceAccountHasLeft=true 文字列を追加します。Fly Server は、次の移行ジョブで新しいチャットを作成します。

    DateTimeFormat 移行先に移行されたチャット メッセージの送信時刻の形式を定義します

送信日時の既定形式は yyyy-MM-dd h:mm:ss tt で、チャット メッセージの送信時刻は移行先に 2020-11-25 13:50:08 と表示されます (tt は送信時刻に AM/PM も表示する必要があることを示します)

DateTimeFormat=" " 文字列を追加し、希望の時刻形式を文字列値として入力することで、送信時刻の形式をカスタマイズすることができます。例: DateTimeFormat=MM/dd/yyyy

対応している時刻形式については、以下の表を参照してください。

時刻の形式

表示の例

詳細

MM/dd/yyyy

05/29/2015

    d – 日付、1 から 31 まで

    dd – 日付、01 から 31 まで

    ddd – 曜日の略語 (例: )

    dddd – 曜日の完全な名前 (例: 月曜日)

    h 12 時間制 (例: 1)

    hh 12 時間制 (例: 01)

    H 24時間制 (例: 1)

    HH 24時間制 (例: 13)

    m – 分 (例: 1)

    mm – 分 (例: 01)

    M – 月 (例: 1)

    MM – 月 (例: 01)

    MMM – 月の略語 (例: 12)

    MMMM – 月の完全な名前 (例: 12 )

    s – 秒 (例: 1)

    ss – 秒 (例: 01)

    t AM/PM の略語 (例: A/P)

    tt AM/PM

    y – 年 (例:152015 年の意味)

    yy – 年 (例: 0152015 年の意味)

    yyy – 年 (例: 2015)

    yyyy – 年 (例: 2015)

dddddd MMMM yyyy

金曜日, 29 5 2015

dddddd MMMM yyyy HH:mm

金曜日, 29 5 2015 05:50

dddddd MMMM yyyy HH:mm tt

金曜日, 29 5 2015 05:50 AM

dddddd MMMM yyyy HH:mm:ss

金曜日, 29 5 2015 05:50:06

MM/dd/yyyy HH:mm

05/29/2015 05:50

MM/dd/yyyy hh:mm tt

05/29/2015 05:50 AM

MM/dd/yyyy H:mm

05/29/2015 05:50

MM/dd/yyyy h:mm tt

05/29/2015 05:50 AM

MM/dd/yyyy HH:mm:ss

05/29/2015 05:50:06

MMMM dd

5 29

yyyy-MM-ddTHH:mm:ss

2015-05-16T05:50:06

HH:mm

05:50

hh:mm tt

05:50 AM

H:mm

05:50

h:mm tt

05:50 AM

HH:mm:ss

5:50:06

yyyy MMMM

2015 5

 

    PauseJobTime 移行を中断する時間範囲を定義します。

PauseJobTime=" " 文字列を追加して、希望する時間範囲を値として入力することができます。時間は 24 時間表示です。例: PauseJobTime=9-17 移行ジョブは毎日の午前 9 時から午後 17 時まで中断され、午後 17 時から翌日の午前 9 時まで実行されます。

    ParallelDownloadCount 移行元チャット内の同時にダウンロードするファイルの数を定義します。既定のダウンロード数は 30 であり、変更することはお勧めしません。

    PruneLongFileName ファイル URL 文字数が 400 を超過した場合、ファイル名をプルーニングするかどうかを定義します。

既定では、Fly Server はファイル名をプルーニングしません。そのファイルは移行しません。移行先でファイル URL の文字数が 400 を超過したファイルを移行するには、PruneLongFileName=True 文字列を追加することができます。

    SlackFileHSMBatchCount 移行元チャット内のファイルのパッケージ サイズ上限を定義します (アイテム数で計算します)。既定のパッケージ サイズの上限 (250 件のファイル) は、変更しないことをお勧めします。

    SlackFileHSMBatchSize 移行元チャット内のファイルのパッケージ サイズ上限を定義します (アイテム サイズで計算します)。既定のパッケージ サイズの上限である 250 MB は、変更しないことをお勧めします。

(移行ジョブは、SlackFileHSMBatchCount SlackFileHSMBatchSize のどちらが先に使用するかに依存します。)

    UsePlaceHolder 移行元チャット内のファイルに対し、どのアカウントをプレースホルダー アカウントとして使用し、どのアカウントが移行先の更新者 / 作成者メタデータとして表示するかを定義します。既定では、ユーザー マッピングが構成されていない場合、または移行先ユーザーが移行先に存在しない場合、移行元ユーザーの表示名が移行先で更新者 / 作成者メタデータとして表示されます。

UsePlaceHolder=False 文字列を追加することで、システム アカウント を移行先で更新者 / 作成者メタデータとして表示することを選択できます。