Fly Server では、サービス アカウント・アプリ プロファイルの認証方法を使用して Exchange パブリック フォルダーへの接続を追加し、移行を実行することができます。
サービス アカウント・アプリ プロファイルを作成する前に、十分な権限を持つアカウントを準備する必要があります。権限の要件については、Exchange パブリック フォルダー移行の必須権限 を参照してください。アカウントの準備が完了すると、以下のアクションを実行することができます。
•サービス アカウントの作成 – サービス アカウント認証方法を使用する場合、アカウントの資格情報はデータの管理・移行に使用されます。
*注意: Microsoft 365 に接続する際に、サービス アカウント認証方法を使用する場合、テナントのセキュリティの既定値群が無効であることを確認してください。セキュリティの既定値群の詳細については、Microsoft 記事 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/fundamentals/concept-fundamentals-security-defaults を参照してください。
*注意: サービス アカウントを使用してパブリック フォルダーを移行する場合、Exchange からのサービス アカウントに対するスロットリングを軽減するため、異なるサービス アカウントを使用して移行を実行し、サービス アカウントに異なるエージェントを指定することをお勧めします。
*注意: Fly Server では、複数要素認証 (MFA) が有効になっているサービス アカウントに対応していません。使用するアカウントの MFA が有効になっている場合、Exchange パブリック フォルダー用の委任アプリ プロファイルを使用することができます。
•委任アプリ プロファイルの作成 – 委任アプリ プロファイルは、ユーザーを代理してデータを管理・移行することに使用されており、委任ユーザーがアクセスできるデータのみにアクセスすることができます。
•アプリ プロファイルの作成 – アプリケーション アプリ プロファイルを認証方法として使用する場合、アプリ トークンはデータの管理・移行に使用されます。