禁則文字マッピング

禁則文字マッピングでは、ファイルおよびフォルダー名に含まれている禁則文字を SharePoint の適切な文字にマッピングすることができます。

*注意: 禁則文字マッピングは、ファイル システム / Google ドライブ / Box / Dropbox 移行でのみ使用できます。

マッピング ページで以下の設定を構成します。

1.   マッピングの名前を入力します。

2.   マッピングの説明を入力します。

3.   禁則文字マッピングの文字を変更するには、次の項目と置き換える 列のテキスト ボックスをクリックして、有効な新規文字または文字列を入力します。

4.   禁則文字マッピングを追加する場合は、[マッピングの追加] をクリックします。

5.   [保存] をクリックして、このマッピングの設定を保存します。

*注意: ~ の間の文字は SharePoint Online で同一文字に識別されます。そのため、ファイル名にこれらの文字が含まれている場合、禁則文字マッピングを構成することをお勧めします。

マッピングで構成されていない禁則文字 / 文字列については、Fly Server が禁則文字を置き換える方法については、以下の表を参照してください。

禁則文字 / 文字列

置き換える

メモ

\t (水平タブ)

半角スペース

禁則文字列が最初の文字である場合、半角スペースは削除されます。

\v (垂直タブ)

半角スペース

\n (LF)

半角スペース

\r (CR)

半角スペース

\0 (Null 文字)

半角スペース

\a (Bell 文字)

半角スペース

\b (バックスペース文字)

半角スペース

\f (フォームフィード)

半角スペース

ASCII Dec Num in ([0,31], [127,159], [55296,57343], [65533,65535])

半角スペース

"

_

 

*

_

 

:

_

 

< 

_

 

> 

_

 

?

_

 

/

_

 

\

_

 

|

_

 

_vti_

_

 

.LOCK

.LOCK_

 

CON

CON_

 

PRN

PRN_

 

AUX

AUX_

 

NUL

NUL_

 

COM0

COM0_

 

COM1

COM1_

 

COM2

COM2_

 

COM3

COM3_

 

COM4

COM4_

 

COM5

COM5_

 

COM6

COM6_

 

COM7

COM7_

 

COM8

COM8_

 

COM9

COM9_

 

DESKTOP.INI

DESKTOP.INI_

 

LPT0

LPT0_

 

LPT1

LPT1_

 

LPT2

LPT2_

 

LPT3

LPT3_

 

LPT4

LPT4_

 

LPT5

LPT5_

 

LPT6

LPT6_

 

LPT7

LPT7_

 

LPT8

LPT8_

 

LPT9

LPT9_

 

AUX.

_AUX. または AUX._

禁則文字列が先頭に存在する場合、Fly Server はプレフィックスとしてアンダースコアを追加します。禁則文字列が末尾に存在する場合、Fly Server はサフィックスとしてアンダースコアを追加します。

COM0.

_COM0. または COM0._

COM1.

_COM1. または COM1._

COM2.

_COM2. または COM2._

COM3.

_COM3. または COM3._

COM4.

_COM4. または COM4._

COM5.

_COM5. または COM5._

COM6.

_COM6. または COM6._

COM7.

_COM7. または COM7._

COM8.

_COM8. または COM8._

COM9.

_COM9. または COM9._

CON.

_CON. または CON._

 

DESKTOP.INI.

_DESKTOP.INI. または DESKTOP.INI._

 

.LOCK.

_.LOCK. または .LOCK._

 

LPT0.

_LPT0. または LPT0._

 

LPT1.

_LPT1. または LPT1._

 

LPT2.

_LPT2. または LPT2._

 

LPT3.

_LPT3. または LPT3._

 

LPT4.

_LPT4. または LPT4._

 

LPT5.

_LPT5. または LPT5._

 

LPT6.

_LPT6. または LPT6._

 

LPT7.

_LPT7. または LPT7._

 

LPT8.

_LPT8. または LPT8._

 

LPT9.

_LPT9. または LPT9._

 

NUL.

_NUL. または NUL._

 

PRN.

_PRN. または PRN._

 

 

以下のことに注意してください。

    移行元ファイルに名前のない拡張子のみが存在する場合、ファイル名は (Blank) として移行されます。例えば、.docx (Blank).docx として移行されます。

    禁則文字の置き換え後に同じファイル名を共有するファイルが存在する場合、Fly Server はファイル名の拡張子の前にサフィックス (_1_2、...) を追加します。

    フォルダーの場合、フォルダー名の先頭または末尾のスペースはトリミングされます。禁則文字の置き換え後に同じフォルダー名を共有するフォルダーが存在する場合、Fly Server フォルダー レベルの競合解決に基づいてフォルダーを処理します。いずれかの場合 (スキップする または マージする)、スキップされたフォルダーまたはマージされたフォルダー配下のサブフォルダーおよびファイルは同一名の移行先フォルダーに移行されます。