列マッピング

列マッピングでは、移行元 SharePoint 列を移行先 SharePoint 列にマッピングすることができます。移行元列名は、構成した移行先列名に置き換えます。移行元値を移行先値にマッピングする、値マッピングを追加することもできます。

マッピング ページで以下の設定を構成します。

1.   マッピングの名前を入力します。

2.   マッピングの説明を入力します。

3.   列マッピング セクションで、以下の設定を構成します。

a.  移行元表示名 テキスト ボックスに移行元列名を入力し、移行先表示名 テキスト ボックスに移行先列名を入力します。

b.  移行元値 および 移行先値 テキスト ボックスに列値を入力します。[値マッピングの追加] をクリックして複数の値マッピングを追加します。

列値のマッピングを構成する際には、以下の点に注意してください。

Fly 個人 列の列値マッピングに対応していません。個人 列の値は、ユーザー マッピングに基づいて移行されます。

日付と時刻 列の場合、Fly は UTC タイム ゾーン間のマッピングのみに対応します。

はい/いいえ 列の場合、移行元・移行先の列値に、True を使用して はい を意味するか、False を使用して いいえ を意味します。

管理されたメタデータ 列の場合、以下の表で形式の例を参照してマッピングを構成します。

移行元列の値

移行先列の値

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用語名 1

用語名 2

 

用語名 1

用語名 2 < 用語名 3

移行元 用語名 1 は移行先 用語名 3 にマッピングされます。移行先 用語名 2 または 用語名 3 が存在しない場合、Fly は移行先用語ストアに構成された階層として 用語名 2 または 用語名 3 を作成します。

用語名|固有識別子

用語名|固有識別子

 

 

c.  列タイプ ドロップダウン リストからタイプを選択します。

同じタイプ を選択した場合、移動元と移動先の列タイプは同じものである必要があります。異なる列タイプである場合、マッピングを使用することはできません。移行元と移行先の列タイプが同じである場合は、移行元の列タイプが移行先にマッピングされます。移行元と移行先の列タイプが異なる場合は、新しい列が移行先に作成されます。

移行先に変更する を選択する場合、移行元と移行先は異なる列タイプを使用することができます。列が移行先に既に存在する場合、移行元の列タイプは移行先にマッピングされます。列タイプが移行先に存在しない場合は、新しい列が移行先に作成されます。文字列を複数の列に分割する場合、_ で区切られた移行元文字列を移行先列に移行する チェックボックスを選択します。これにより、テキスト ボックスに任意の文字を入力して列を区切ることができます。

保持ラベルに変更する を選択する場合、SharePoint Online への移行時に移行列は 保持ラベル 列にマッピングされます。

ラベルに変更する を選択する場合、SharePoint Online への移行時に移行列は 秘密度ラベル 列にマッピングされます。

このタイプは、1 行テキスト複数行テキスト選択肢数値通貨日付と時刻 の移行元列にのみ対応します。

[列マッピングの追加] をクリックし、手順 a ~ c を繰り返して追加のマッピングを構成します。

4.   [保存] をクリックして、このマッピングの設定を保存します。

列マッピングの事例:

    事例 1: 移行元列を移行先列にマッピングし、移行元列と移行先列のタイプが同じである場合

移行元列 製品タイプ は移行先列 製品 にマッピングされ、移行元列値が保持されます。

Graphical user interface, text, application, email

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    事例 2: 移行元列値を移行先列値にマッピングし、移行元列と移行先列のタイプが同じである場合

移行元列 製品タイプ は移行先列 製品 にマッピングされます。移行元列値 管理 は移行先の マネージャー にマッピングされ、移行元列値 移行マイグレーター にマッピングされます。

 Graphical user interface, application

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    事例 3: 移行元列を異なるタイプの移行先列にマッピングする場合

移行元列 製品タイプ1 行テキスト 列であり、値には 管理; 移行 があります。移行先列 製品 が選択肢列です。移行元列が移行先列にマッピングされ、移行元の値は、セミコロンで区切られた 2 件の移行先選択肢に分割されます。

Graphical user interface, text, application, email

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