SharePoint 移行ポリシーでは、競合解決、フィルター ポリシー、ユーザー マッピング、列マッピング、コンテンツ タイプ マッピング、テンプレート マッピング、SharePoint 移行用の他のオプションを構成することができます。詳細については、SharePoint 移行ポリシーの構成 を参照してください。
移行ポリシーで SharePoint オンプレミス ワークフロー定義を Microsoft 365 Power Automate フローに変換する オプションを選択しており、一部のユーザーをフローの共同所有者として共有している場合、移行後、移行先の共同所有者にメール通知が送信されます。
移行元のデータを最大限に保持するため、コンテナー レベルの競合解決として マージする を使用し、コンテンツ レベルの競合解決として 最終更新日時に従って上書きする を使用することをお勧めします。以下の競合条件および競合アクション表を参照して、移行の適切な競合解決ポリシーを決定することもできます。
コンテナー レベルの競合解決
コンテナー |
関連データ |
競合条件 |
マージ アクション |
スキップ アクション |
サイト コレクション |
サイト コレクションの管理設定 |
移行元と移行先のサイト コレクションの URL が同じです。 |
移行元サイト コレクションの管理設定およびすべてのサイト ユーザーを移行先にマージします。 |
移行元関連データの移行をスキップし、移行先の設定および権限を保持します。 |
すべてのサイト ユーザー | ||||
サイト |
サイトの設定 |
移行元と移行先のサイトの URL が同じです。 |
サイトの設定およびサイトの権限を移行先にマージします。 |
移行元関連データの移行をスキップし、移行先の設定および権限を保持します。 |
サイトの権限 | ||||
リスト / ライブラリ |
リスト / ライブラリの設定 |
移行元と移行先のリスト / ライブラリの名前が同じです。 |
移行先リスト / ライブラリの設定を移行元で上書きします。 移行元リスト / ライブラリの権限を移行先にマージします。 |
移行元関連データの移行をスキップし、移行先の設定および権限を保持します。 |
リスト / ライブラリの権限 |
コンテンツ レベルの競合解決
コンテンツ |
競合条件 |
スキップ アクション |
上書きアクション |
追加アクション |
最終更新日時に従って上書きするアクション |
フォルダー (関連データ: フォルダーのメタデータおよび権限) |
移行元と移行先のフォルダー名が同じです。 |
移行元関連データの移行をスキップし、移行先の設定および権限を保持します。 |
移行先で競合するフォルダーを削除し、移行元のフォルダーを移行先に移行します。 |
追加する 競合解決はフォルダーをサポートしていないため、Fly Server はフォルダーに対して スキップする を使用します。 |
移行元更新日時が移行先更新日時より後である場合、移行先の競合フォルダーを削除して、移行元フォルダーを移行先に移行します。 |
ドキュメント |
移行元と移行先ファイルの名前・固有 ID が同じです。 |
移行元ファイルの移行をスキップします。 |
移行先で競合ファイルを削除し、移行元のファイルを移行先に移行します。 |
移行先の競合ファイルを保持し、移行元ファイルを、サフィックス (_1、_2、...) が追加された新しいファイル名で移行します。 |
移行元更新日時が移行先更新日時より後である場合、移行先の競合ファイルを削除して、移行元ファイルを移行先に移行します。 |
リスト アイテム |
移行元と移行先アイテムの tp_GUID または固有 ID が同じです。 |
移行元アイテムの移行をスキップします。 |
移行先の競合アイテムを削除し、移行元のアイテムを移行先に移行します。 |
移行先の競合アイテムを保持し、移行元のアイテムを、新しいランダムな固有 ID を持つ重複のアイテムとして移行します。 |
移行元更新日時が移行先更新日時より後である場合、移行先の競合アイテムを削除して、移行元アイテムを移行先に移行します。 |