Fly Server で Dropbox 移行を実行する方法の詳細については、Dropbox 移行の実行 を参照してください。PowerShell を使用して移行プランを作成し、移行を実行することもできます。詳細については、PowerShell での Fly Server の使用 を参照してください。
ガイドラインは以下の通りです。
移行ポリシーで あなたと共有 オプションが選択された場合、移行結果の正確性を確保するために、...\FLY\Manager\Control\Config\Configuration\Dropbox_Preference.config 構成ファイルで <add key="UsePlaceholder" value=" " /> ノードの value=" " 属性値を False に設定することをお勧めします。
大量のアイテムで Dropbox ユーザーを分割します。
1 名のユーザーで多数のアイテムを処理する場合、プロジェクトのスケジュールに合わせて、このユーザーを複数のマッピングに分割することができます。以下の例を参照してください。
事例1: 比較的サイズの小さいデータのトップレベル フォルダーを移行し、フォルダー 1を除外する
•移行元フォルダー構造:
-ユーザー A
-フォルダー 1、フォルダー 2、フォルダー 3、フォルダー 4
•ソリューション: インポート モードで CSV ファイルを構成する
o 移行元: ユーザー A
o 移行先: https://contoso-my.sharepoint.com/personal/userA_contoso_onmicrosoft_com/Documents/dropbox
o 方法: 結合する
•フィルター ポリシー: フォルダー名がフォルダー 1 と異なる
•移行の結果: ユーザー A のトップレベル フォルダーが、移行先フォルダーにマージされます。ユーザー A のトップレベル フォルダーとフォルダー 2/3/4 のすべてのファイルが移行され、フォルダー 1 配下のデータは移行されません。移行ジョブ レポートで、フォルダー 1 配下のすべてのデータが除外済みと表示されます。
事例 2: トップレベル フォルダーのみを移行する (フィルターポリシーなし)
•移行元フォルダー構造:
-ユーザー A
-フォルダー 1、フォルダー 2、フォルダー 3、フォルダー 4
•ソリューション: インポート モードで CSV ファイルを構成する
o 移行元: ユーザー A￥フォルダー 1
o 移行先: https://contoso-my.sharepoint.com/personal/userA_contoso_onmicrosoft_com/Documents/dropbox
o 方法: 添付する
*注意: 移行ポリシーに、トップ レベル フォルダーが SharePoint の親ノードの権限を継承できるようにする オプションが存在します。現在のトップレベル フォルダーはフォルダー 1 です。このオプションを選択すると、フォルダー1 は移行元の権限設定を保持することはなく、親コンテナーの権限を直接継承します。
•移行の結果: フォルダー 1 とフォルダー 1 中のアイテムのみが移行されます。
事例 3: サブ フォルダーを除外する
•移行元フォルダー構造:
-ユーザー A
-フォルダー 1 > サブフォルダー 1 > サブフォルダー 2
•ソリューション: インポート モードで CSV ファイルを構成する
o 移行元: ユーザー A￥フォルダー 1
o 移行先: https://contoso-my.sharepoint.com/personal/userA_contoso_onmicrosoft_com/Documents/dropbox
o 方法: 添付する
•フィルター ポリシー: フォルダー名がサブ フォルダー 1 と異なる
•移行結果: 移行先パスにフォルダー 1 が作成され、サブフォルダー 1 とサブ フォルダー 1 配下のデータを除いたフォルダー 1 配下のすべてのアイテムが移行されます。