15.移行ポリシーおよびカットオーバー戦略を策定する

移行ポリシー:Exchange 移行ポリシーでは、Exchange 移行の競合解決、フィルター ポリシー、ユーザー マッピング、Exchange 移行の他のオプションを構成することができます。詳細については、Exchange 移行ポリシーの構成 を参照してください。

また、移行プランを構成する際に、以下の設定に注意してください。

    削除の同期

移行されたアイテムは移行元で削除された場合、このオプションを選択すると、増分移行ジョブ中にこれらのアイテムを移行先からも削除します。

    受信トレイ ルール、グローバル連絡先、メールボックス権限などの移行済みコンテンツ タイプ

    バージョン、パージ、DiscoveryHoldsSubstrateHolds

回復可能なアイテム フォルダーのサブフォルダーであるパージ、バージョン、DiscoveryHoldsSubstrateHolds フォルダーを移行する場合は、それらのリーガル ホールド フォルダーを移行する必要なメールボックスのみを含むプランを作成することをお勧めします。先に通常の完全および増分ジョブを実行します。共通データが移行され、共通データが正しく移行されたことを確認した後、それらのリーガル ホールド フォルダーの移行を試行することができます。

先に、関連する移行先メールボックスで訴訟ホールドを有効にするか、インプレース ホールドを設定します。移行ポリシーの カスタム機能 セクションに SupportLegalHoldFolders=true 機能文字列を追加して、増分ジョブを実行してそれらのフォルダーとアイテムを移行することができます。

*注意: 移行元または移行先メールボックスが Microsoft 365 グループ メールボックスである場合、これらのフォルダーを移行することはできません。

カットオーバー戦略:

    ウェーブ ベースの移行

    ビッグバンの移行